2022年度 卒業生からのメッセージ
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基礎を固めることが、 「理解」への第一歩
出身校: 浅野高等学校 進学先: 東京大学 理科Ⅰ類 合格校: 慶應義塾大学 理工学部 学門A、東京理科大学 理学部 応用物理学科 本文を開く私が受験を通してもっとも印象深く感じたことは、ものを理解しようとするならまず基礎を固めるべきだ、ということです。その点で、私はエデュカから多くのものを得ました。
私がエデュカに入塾したのは高校2年の2学期だったため、あまり長く授業を受けることはできなかったのですが、受験までの1年と数か月の間に大半の入試問題に対応できる応用力を十分に養うことができました。というのも、これはエデュカの「基礎を徹底させる」という学習方針のおかげだと思っています。
私は数学の授業を受けていたのですが、エデュカの数学では、高2の2学期で新たな単元の学習を終えた後、受験勉強の始まる高2の冬期講習から高3の1学期の終わりまで基礎に立ち返り復習します。具体的には高2の冬期から高3の春期まで、多くの受験生が苦手とする一部の分野を、また高3の1学期に高校数学全体を再度、復習するという具合です。基礎といっても決してあくびが出るような簡単な問題を扱うものではなく、その分野の考え方を使う際の基本的な頭の使い方を学ぶ授業なので、毎週の授業が楽しみでした。このように基礎力をコツコツ積み上げたからこそ入試本番でも臆することなく解き進めることができたのだと思います。
皆さんの中にはいつごろから応用問題、そして過去問に取り組めばいいのかわからず悩んでいる人も多いと思います。これは数学と理科に限った話ですが、私は高3の夏までは焦って難しい問題に手を出す必要はないと思っています。エデュカの数学は高3の夏からやっと入試レベルの問題に取り掛かりますが、基礎を理解する前と後では学習効果が全く違うため、早いうちから難しい問題集に手を伸ばしグダグダになるよりもはるかに効率よく勉強できます。
何より、基礎を固めてから取り組む方が見通しがよいので楽しいです。特に物理に関しては、基礎がほぼそのまま入試問題になっているようなものなので、直前まで基礎を学んでいて良いと思います。ただし、頭を使わずに基礎は身につきません。基礎というものは易しい基本問題をひたすら解くだけでは身につかないので注意してください。塾はその最短ルートを教えてくれるところなので、自学自習に自信が持てなければ検討してみてください。
最後になりますが、受験は精神の健康が非常に重要になります。受験勉強中でも、入試本番でも、焦りや不安によってメンタルが崩れてしまえば、解けるものも解けなくなってしまいます。そこで自分の精神の軸を強固にしてくれるのが、基礎力からくる自信です。入試では基礎がしっかり理解できていれば、ほとんどの問題(特に数学と理科)が解けます。皆さんも、自分を支えてくれるすべての人に感謝して最後まで頑張ってください。
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エデュカを信じて努力することで、 合格がついてくる
出身校: フェリス女学院高等学校 進学先: 東京大学 文科Ⅱ類 合格校: 早稲田大学 政治経済学部 経済学科、慶應義塾大学 経済学部 本文を開く私は、兄の勧めで高1から数学を受講していました。入塾してみると、数学を本質から学ぶことのできる内容で、すぐに授業の虜になりました。なぜそのような考え方をするのかまで丁寧に教えてくださり、毎回の授業がとても楽しみでした。また、エデュカのテキストの復習を繰り返すうちに自然と成績も上がりました。
高3になってからは、クリーム本と青本の復習に力を入れました。この二つのテキストだけで大丈夫なのかと不安に思うこともあったのですが、秋以降の模試の成績が安定してきて、この勉強法は自分に合っていたと感じました。クリーム本・青本には、受験数学に必要な考え方を学べる問題が網羅されていて、それらの問題を何度も復習することで標準的な問題を確実に解く力を養えたと思います。もちろん、ある程度の量の問題をこなすことは重要だと思いますが、様々な参考書に手を出すより、青本やクリーム本に載っているような良問を自分のものにすることの方がずっと実りがあるということを実感しました。また、夏前まではテストゼミ形式ではなく、各自クリーム本の予習をし、解説を受ける形で、じっくりと問題に向き合うことができたのも良かったと思います。
秋以降はテストゼミ形式で、時間の使い方や問題の見極め、答案の書き方を練習しました。本番と同様100分で4題というセットを何度もこなしたことで、時間配分に慣れることができました。入試では、その問題が解けるかだけでなく、戦略的に解くことも重要だと痛感しました。取るべき問題を確実に解き切れるかが合否を分けるのだと思います。また、先生が毎回丁寧に添削して講評もつけてくださった上、クラスでの立ち位置も分かり、モチベーションに繋がりました。
さらに、先生には、数学はもちろん、模試の受け方や受験の心構え、他科目とのバランスなど、数学以外のことについても数多くアドバイスをいただきました。面談でも親身に相談に乗ってくださり、無事に受験を乗り切ることができました。
エデュカの授業の内容を繰り返し復習し確実なものにすれば、自ずと合格がついてくるはずです。エデュカの先生方とテキストを信じて努力することが良い結果に繋がると思います。私自身、エデュカなくしてこの合格はなかったと感じています。
真に理解することの楽しさを教えてくださった内山先生、分かりやすい授業と、きめ細かな指導をしてくださった安永先生、また快適に学べる環境を整えてくださった事務の方々に感謝の気持ちで一杯です。今まで本当にありがとうございました。
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計画は柔軟に見直し、 自分に合った生活習慣を見つけよう
出身校: フェリス女学院高等学校 進学先: 東京大学 理科Ⅱ類 合格校: 慶應義塾大学 理工学部 学門E、早稲田大学 先進理工学部 応用化学科、東京理科大学 理学部 化学科 本文を開く私がエデュカに通い始めたのは中3の春期講習でした。学校の数学の授業を少し退屈に感じていた折に父親に勧められて、流されるように入りました。かなり受動的に入塾した訳ですが、入ってみると予想をはるかに越える楽しさで高2からは化学、高3で物理も受講し始めました。
数学は岡本先生に4年間お世話になりました。難しいけれど本質から学べるので毎週楽しみでした。演習に入ってからは一つの問題に対し複数の、それも自然な解法を教えてくださることが大変ためになりました。毎回問題を目にしてからたどるべき思考回路を詳しく教えてもらえるので、受験数学に閃きは殆ど必要ないことを実感していました。また、全ての科目に共通することですが、テストゼミが大変役立ちました。模試だけでは添削してもらえる機会が少なすぎますし、模試よりも詳しく厳しく添削していただけます。時間内に問題を見極め、取りこぼさないように論理的に解答を書く練習ができるので、数学で圧倒的に差をつけたい人はもちろん、私のように他科目で挽回できる程度には得点を安定させたい人にも効果的です。
化学は吉久先生に教わっていました。高2の春期講習の授業が楽しすぎて急遽受講を決めたのですが、2年間本当にずっと楽しかったです。1点をもぎ取るテクニックも教えていただきました。物理は伊藤先生に教わっていました。1年前はひどい成績でしたが根本から教えていただき、本番は物理のおかげで合格できたといっても過言ではありません。速修の皆さんは、周りが演習を重ねているのを見て不安に思うかもしれませんが、ちゃんと間に合います。
自戒を込めて受験生の皆さんに伝えたいことは次の2点です。まず、勉強計画は立てた後もフィードバックを繰り返すべきです。私は高3の1学期、英語に時間を取られた上に好きな理科に逃げたため数学が疎かになってしまいました。そのせいで復習が完璧でないのに焦って過去問を始めた結果、最後まであまり伸びませんでした。少しうまくいかなければすぐに修正すること、先生の言葉を信じて焦らずに進めることを強くお勧めします。また睡眠時間は十分に適切に取りましょう。早寝早起きでなくてもいいですが、早くから自分のパフォーマンスを最大化する生活習慣を見つけておくことは大事です。
最後になりますが、お世話になった先生方、事務の方々に感謝申し上げます。エデュカなくして今の私はありえません。本当にありがとうございました。
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勉強は知的好奇心を満たすこと、 楽しむことを大切に
出身校: 横浜雙葉高等学校 進学先: 東京大学 理科Ⅱ類 合格校: 早稲田大学 先進理工学部 生命医科学科、東京理科大学 先進工学部 生命システム工学科 本文を開く私がはじめてエデュカの授業を受けたのは中3の春休みでした。内容は学校で既に習っていた二次関数だったのですが、自分が全く持っていなかった視点を獲得できてとても楽しかったのをよく覚えています。入塾手続き等は自分で全てやるように、と父から言われていたのですが、手続きを面倒に思った私は入塾を先送りにし続けてしまい、最終的にエデュカに入塾したのは高1の春でした。今でも中3で入塾しなかったのを後悔しているので、これを読んでいて「エデュカ楽しい!」と思っているのにまだ入塾していない方がもしもいたら、早めに入塾することを強くお勧めします。
私がエデュカで特にお世話になったのは数学の岡本先生と化学の吉久先生です。
岡本先生の授業は1時間目は導入、2時間目は標準〜応用、3時間目は高校範囲を逸脱した発展という感じで進んでいたのですが、3時間目の授業の内容が少しでも理解できた日は本当に楽しかったのを覚えています。最終的に数学は得意までにはなれませんでしたが、先生の解答の順序立てを繰り返し復習することで、解くべきと言われる問題で手も足も出ないなどということは無くなったので、高2の冬以降(青本やクリーム本、テストゼミ)は先生の解答の立て方をいかに自分で吸収するかに徹すると良いかと思います。
吉久先生の化学の授業は私の知的好奇心を常に刺激してくださいました。入試化学の問題を解けるようになるため、というよりも、「化学とは何か」を噛み砕いて教えてくださるような授業だったので、大学生になった今でも、授業中に吉久先生が話されていた話だ!ということがよくあります。もちろん受験でも先生の授業はとても役に立ちました。私は暗記が大の苦手だったのですが、先生の原理まで掘り下げる授業のおかげで最小限の暗記で問題を解くことがで
きました。特に東大の問題は典型題が解けるかよりもどれだけ理解しているかを問う問題が多いので、初見の問題にも通用する考え方、論理の組み立て方を学ばせていただいたと思います。前述の内容とも重なりますが、エデュカの授業は受験で点数を取ることよりも、学問を楽しむことを重視しているように感じられました。なので、これから受験生の方も受験はまだ先という方も、とりあえず問題を解けるようになることよりも、自分の知的好奇心を満たすことや楽しむことを重視して勉強してほしいなと思います。楽しければ勉強が苦だけではなくなりますし、結果もきちんとついてくるので。
思うようにいかなくて辛いな、嫌だなと思うことは多々あると思いますが、勉強を頑張ればそれまで見えなかった楽しいことがたくさんあります。最後に、授業をしてくださった先生方、事務の方々、本当にありがとうございました。
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エデュカで出会った先生方に 憧れて東大へ
出身校: 清泉女学院高等学校 進学先: 東京大学 理科Ⅱ類 合格校: 慶應義塾大学 理工学部 学門E、早稲田大学 先進理工学部 応用化学科、東京理科大学 理学部 応用化学科 本文を開く英語の多読に惹かれて、中1の春から英語と数学でエデュカに通い始めました。高2から物理、高3からは化学を受講し、計4教科でお世話になりました。
英語の多読では、とても簡単な英語で書かれた本から始めて、徐々に難しい本に挑戦していくのが、自分がレベルアップしているような感覚がして楽しかったです。難しくなればなるほど内容も複雑になり、物語も深みを増していきました。洋書を読むことが趣味となり、高校になって通期では通わなくなっても、自分で洋書を購入し読んでいました。中学の時に英語の基礎ができたおかげで英語が得意教科となり、入試本番の英語の長文問題は怯むどころか寧ろ楽しみにしていました。またネイティブの先生の授業もとても楽しく、私が英語好きになる後押しをしてくださったと思います。
中1から高2の数学の授業では、自分の頭で公式を一から導出する楽しさを教わりました。そのおかげで、受験勉強そのものをやりがいがあり楽しいものだと感じることができたのだと思います。クラス分け試験は苦しかったですが…。高3の1学期はクリーム本で入試問題の定石を押さえました。クリーム本には、シンプルながらも考えさせられる本当に良い問題が厳選されています。夏休みの終わりまでにクリーム本の問題を全て解けるように何周もしたことが、秋以降の数学の実力向上につながったと思います。9月以降のテストゼミは、クリーム本で習ったことを問題を解く時にどう活かすかの良い演習となりました。自分の復習不足が浮き彫りになったらその都度クリーム本の問題と講義のノートに戻り、復習し直したことで数学の点数が安定して取れるようになりました。同時に点数を取るにはどの問題を取り切らなければいけないかなどの戦術も身についたという点で、テストゼミは第一志望の合格に必要な授業だったと切に感じます。
物理では数式という言語を使って物理現象を記述する面白さを教えていただきました。私の場合、物理での間違いは根本の理解の甘さに依るところが多く、入試直前まで基礎を徹底的に固めることを意識的に行いました。化学は唯一高3から本格的に勉強を始めた教科でしたが、化学速修の考えることを重視する講義のお陰でどうにか本番でも太刀打ちできるようになりました。それ以外にも理系科目全般に通用する勉強の基本姿勢も教わりました。
私が東京大学を志望するようになったのは、エデュカで出会った聡明で魅力的な先生方への憧れからでした。中高6年間に渡り4教科でお世話になったエデュカの先生方、事務の皆様には感謝してもし尽くせません。本当にありがとうございました。
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いつも前向きに、 できることを着々と
出身校: フェリス女学院高等学校 進学先: 東京大学 理科Ⅱ類 合格校: 慶應義塾大学 学問E、早稲田大学 先進理工学部、東京理科大学 理工学部 応用生物科学科、上智大学 理工学部 物質生命理工学科 本文を開くだらだらと書くと長くなってしまいそうなので、科目別に経験談を書こうと思います。
■国語、社会
現代文は他塾の授業を取っていました。古文、漢文は高3の春休みの時点で文法が頭に全く残っていなかったので復習し、センターの過去問を解いていました。社会は早めに取り組んだほうが精神面からして楽だと思います。私は暗記が苦手で、共通テスト直前期に知識を詰め込むことに苦しめられました。■数学
高1の春からエデュカで岡本先生の授業を受けていました。公式と証明をいきなり紹介されるのではなく、公式を自分たちで作り出していくようなスタイルが新鮮で楽しかったです。数学の魅力を感じることができました。受験期にはテストゼミで厳しく添削をしていただいたおかげで、書くべきことをおさえて簡潔に仕上げることを意識できました。■英語
高1ではエデュカでたくさんの洋書を読み、英語の長文をスピードを落とさずに読めるようになりました。先生が自分の好みに合わせて本を選んでくださるので、勉強をしているというより、遊んでいるような感覚で楽しむことができました。高2からはチャーリー先生にお世話になりました。受験のこと全般に関して話を聞いてくださったり、過去問の英作文の丁寧な添削を何度も何度もしてくださいました。■理科
エデュカのコースを演習にするか、速習にするか散々迷いましたが演習を取ることにしました。結果的には新型コロナウイルスの影響で部活がほとんどできなくなり、その分勉強に当てられる時間も増えたので正解だったと思っています。理科を早めに大体完成させられることは、直前まで思うように数学の点数が取れていなかった自分にとって大きな救いとなりました。物理については椿先生の授業を取っていました。大変難しく、一回で理解できなかったこともありましたが、納得のいくまで復習し、分からないところは質問をして理解できた時の達成感はひとしおでした。吉久先生の化学の授業では、受験生としてのモチベーションが上がるお話をしてくださり、本気で頑張ろうと思うことができました。高3生は何をやっても受からないように感じてしまうこともあると思いますが、いつも前向きに、できることを着々とこなすことが大切だということを心に留めて頑張ってください。高2生以下の方は思いきり自分のしたいことをして、授業で学んだことは最大限に吸収するといいと思います。
私が楽しく受験生活を送ることができたのは、いつも明るく対応してくださった事務の方々、素晴らしい授業をしてくださった先生方がいらっしゃったからです。本当にありがとうございました。
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運に頼らず、 早めに基礎を固めよう
出身校: 横浜翠嵐高等学校 進学先: 東京大学 理科Ⅰ類 合格校: 慶應義塾大学 理工学部 学門D、早稲田大学 創造理工学部 社会環境工学科、上智大学 理工学部 機能創造理工学科 本文を開く私は本当に運で受かった人種だと思っています。もちろん、ボーダーライン付近の実力はあったでしょうが、合格を勝ち取った、合格最低点+5点分の要因の半分以上は運でしょう。というのも、私の受験勉強本気の期間は圧倒的に不足していて、東大に受かるようなものではなかったのです。学校は県内有数の進学校であり、多少の勉強習慣はありました。エデュカでは高3から演習期間に入り、演習量は確保していました。しかし、それだけでした。他の受験生が自宅や自習室で勉強しているであろう中、私は家でYoutube 三昧。同級生が勉強していた昼休み、私は友達数人と時間いっぱいバレーボール。この期間での学習で受験が決まるとも言われている夏休み、私は体育祭の準備で一日を潰す毎日。他の東大生と受験期の過ごし方について話すことがありましたが、彼らと同じような本格的な勉強に取り組むようになったのは、高校3年の12月からでした。
ここからは、その短期間で私が取り組んだ学習を振り返っていこうと思います。
まずは英語。他塾で40回近く東大形式の模試を週一回受けていたため、解法の手順は身についていました。しかし、基礎的な単語・文法に関する知識が不足していました。学校では毎週、単語と文法の小テストを実施していましたが、私は追試がないために、全く真面目に取り組んでいませんでした。2年次のテストの平均点は20点満点中3点程でした。そこでとりあえず、一つの単語帳を一周することにしました。もちろんこの短期間で完成など不可能でしたが、出やすい単語だけは絶対に覚えるようにしました。本番も、わからない単語は1割ほどあったけれど、残りの基礎単語9割から意味を推測し、十分太刀打ちできました。本当に、1年からコツコツやっておけばよかったと、後悔ばかりです。英単語は、何も受験のためだけのものではないです。大学では英語で講義が展開されることも多く、英語、ましてや英単語など、ただのツールでしかないのです。もしこれを読んでいて、英単語を全然覚えていない高校1・2年生がいたのなら、私を反面教師にして、今から少しずつでいいから、単語力を高めていくべきだと思います。
次に、理科について。いろいろな問題集を数問ずつ解いたことはあるというくらいで、解き切ったものは一つもなかったので、何か一つは完成させようと、赤本の25ヵ年をただただこなしていました。全75問あるため、高校理科のおおよその知識が登場します。演習を通して基礎知識の確認をしていきました。解法をパターン化していくことで、未経験の問題に対しても応用が効くようになり、本番までに、理科の点数がアドバンテージになるほどまでになりました。
最後に、数学について。受験直前、私はほとんど数学に触れていませんでした。私は数学を得意教科としており、数学には自信を持っていました。中1の春期講習からエデュカに入塾し先取りをしていて、3年次には、演習で高校数学を再網羅していたからです。そのおかげで数学に対してはなんの心配もなく、他教科に集中することができました。
このように、私の受験勉強は、最小限かつ効率重視のものでした。この受験勉強をもっと早くから始めていたら、もっと余裕を持って試験に挑めていたことだと思います。そんなギリギリで挑んだ本番。多くの運に救われました。共通テストでは、ご存知の通り、数学が非常に難化しました。私は、数学が得意なお陰で、満点近い点数をとり、他の受験生と差をつけることができました。古文も難しく、内容は半分も理解できていませんでしたが、マークがたまたま全部当たり、満点を取ることができました。二次試験でも運は味方をしてくれました。物理では、正しい1桁の数を答える問題があり、方針は立てたものの、計算が間に合いませんでした。そこで、最後の5秒程でランダムに10択から一つ数字を選んだのですが、それが正解だったのです。途中計算が完了していないので、減点はあるとは思いますが、数点を稼ぐことができました。これらの運がなかったら、落ちていたでしょう。
この合格体験記を読んだ方は、是非、私のような運に頼った受験にならないよう、早めに基礎を固めてください。基礎さえあれば、あとは志望校の問題形式に慣れるだけです。私の場合はその順番が逆転していたために、苦労を強いられました。せっかくラッキーで入れた日本一の環境です。やりたいことを見つけ、それをとことん突き詰めていきます。
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クリーム本を完璧にしたことが 大きな自信になった
出身校: 浅野高等学校 進学先: 東京大学 文科Ⅲ類 合格校: 早稲田大学 法学部、慶応義塾大学 商学部、上智大学 経済学部 経済学科 本文を開く私は高3の春にエデュカに入塾しました。それまでは、今思えば解法を覚えることに終始し、なかなか数学の点数は安定しませんでした。数学は嫌いではないし苦手ではなかったのですが、このままでは厳しいと思い、安永先生の春期講習を受講しました。今まで暗記に頼っていた解法の解説を聞き、目から鱗が落ちるような感覚を味わいました。そして入塾を決めました。
安永先生の授業では、数学が苦手な人が陥りがちな思考回路を例に出しながら講義が行われ、自分の思考法を根本から見直すことができました。エデュカの教材で印象に残っているのはクリーム本です。色々な教材に手を出すのではなくクリーム本を完璧にしたことが学力的にも精神的にも大きな自信になったと思います。
もう一つ印象に残っているのは、高3後期のテストゼミです。テストゼミでは、毎回緊張感を持って戦略的に時間配分や優先順位をつけるなど、試験本番を意識した練習を重ねることができました。東大入試本番の数学でも緊張しなかったのは、テストゼミで繰り返し鍛えられたおかげだと思います。
また、精神面でもエデュカにはお世話になりました。私は試験の点数などで一喜一憂しがちで、相対的には取れている時でも自信が無いことが多く、無駄に落ち込むことがありました。安永先生には度々面談をしていただき、数学に関しては取るべき問題や捨てるべき問題のアドバイス、また各科目のバランスを踏まえて今後の勉強の指針のアドバイスをしていただきました。
安永先生の言葉で特に印象に残っているのは、自分を客観的に見ることの大切さです。自分のやるべきこと、方法が正しいのか自分を客観的に見なさい、ということです。問題の難易度や出来不出来に一喜一憂しがちな私でしたが、東大本番では、難化した数学にも焦らず冷静に取り組み、合格を勝ち取ることができました。
安永先生、事務の方々、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
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エデュカの授業の魅力は 学問が好きになれること
出身校: 浅野高等学校 進学先: 東京大学 理科Ⅱ類 合格校: 慶応義塾大学 理工学部 学門A、早稲田大学 基幹理工学部 学系Ⅱ、 早稲田大学 教育学部 理学科、 東京理科大学 理工学部 物理学科 本文を開くエデュカで私は中学2年生から岡本先生の数学の講座、高校2年生から吉久先生の化学の講座を受けていました。エデュカの高校2年生までの授業の魅力は、なんといっても学問そのものが好きになれることです。
私は高校2年生の4月に東京大学に行くことを志したのですが、数学と物理、化学が楽しすぎるが故にその勉強に熱中してしまい、高校3年生になる頃にはこのまま勉強を続ければ東大で稼げるだろうと見込んでいました。しかし、お分かりの通り、高校3年生の春、受験生と呼ばれるようになった頃、英語と国語がひどい状態でした(笑)。(なお、理系の場合、数学と理科ができるだけで東大模試でA判定はとれてしまうのですが。)
東大の受験で大切なことは、苦手科目が存在しないことであるのはいうまでもなく、私は高校3年生の時間の大半を英語と国語に捧げることになりました。この時は、演習形式の授業を利用して、理系科目の学習はエデュカの授業とその復習にとどめていました。このように授業を活用することで最終的には全科目バランスよく仕上がり、自信をもって受験に臨むことができました。
この文章を読む時点では受験まである程度の期間があると思うので二つアドバイスをしておくと、
①苦手科目を作らないこと
②数学をかなりの完成度にしておくこと
です。数学は今後も難化すると思います。後輩の皆さんも、ぜひエデュカで頑張ってください。 -
化学の面白さに気付けた エデュカの化学速修
出身校: 東京学芸大学附属高等学校 進学先: 京都大学 薬学部 合格校: 東京理科大学 薬学部 本文を開く私がエデュカに通い始めたのは、高3の夏期講習からです。高2の夏からSEGに通っていましたが、校舎が新宿と遠かったので、家から近い塾を探していたところ、友達に横浜にあるSEGの姉妹校のエデュカを勧められたのがきっかけでした。
高3の秋から始まった数学と英語のテストゼミでは、記述答案の書き方を一から教えてもらうことができました。本番のテストのような緊張感と制限時間の中でテストを解く、という経験を沢山積めたことも本当に良かったと思います。初めは緊張で思うように解けなかったり、答案に書くべきことを書いていなかったりと上手くいかないことが多くありましたが、徐々に慣れてきて冬頃には上手く答案を書けるようになりました。
物理と化学は、基礎から教えてもらえる速修コースを受講していました。エデュカの授業は学校の授業とは違い、本質を理解できるようになれる授業でした。特に、今まで暗記が大事だと思っていた化学がこんなに面白い科目であることに気づくことができたのは、エデュカの化学速修のおかげです。授業が毎回本当に楽しく、勉強があまり好きではなかった私も心から授業を楽しむことができました。授業で吉久先生が何度も仰っていた、「当たり前のことが一瞬で出てくるように、基礎を完璧にすることが一番大切」という言葉を信じて、何度も基本的な問題を完璧になるまで解いていたら、気づけば難問にも手が出せるようになっていました。
高3の時期は、模試の成績が良くないと不安になってやたら難しい問題ばかり解きたくなるかもしれませんが、焦らず基本的な問題を完璧にすることの方が絶対に大事です。授業をしっかり復習すれば、必ず実力がつくと思います。また、色んな人がよく言ってますが、睡眠時間を削って勉強することは良くないということも痛感しました。日中の勉強に本気で集中するためにも、睡眠時間を確保することは本当に大事です。
短い時間でしたが、エデュカで本当に多くのことを学ぶことができました。教えてくださった先生方、そして事務の方々、ありがとうございました!
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エデュカで鍛えた数学と理科が、 受験本番の得点源に!
出身校: 横浜翠嵐高等学校 進学先: 東京工業大学 工学院 合格校: 慶應義塾大学 理工学部 学門、早稲田大学 基幹理工学部 学系Ⅱ、東京理科大学 工学部 工業化学科 本文を開く僕がエデュカに入ったのは高校1年生のときで、受験が終わった後すぐの春期講習から、高校受験をした人向けの数学の講座を、そして2年生の春から化学の演習コース、冬から物理の速修コースを受講し、受験に必要な主要科目はほとんどエデュカで教わっていました。最初のうちは中学の学習方法とのギャップを感じたり、学習が進んでいる中高一貫校の人たちに追いつけるか不安でいましたが、次第にエデュカの授業に慣れて楽しく学習できました。その中で思い出に残った授業をいくつか挙げようと思います。
まず、2年生の時に受講した数学Ⅱの積分の授業です。その講座では普通、教科書の最初の方に載っている不定積分が全く登場することがないまま終わってしまい、積分についての捉え方が学校とは一味違っていたので強く印象に残っています。
次に、同じく2年生の夏に僕が初めて受けることになった岡本先生の複素数の授業です。この講座では複素数の導入から利用まで一貫して図形的性質との結びつきの強さに注目していて、学校の授業ではイマイチよく分からなかった複素数を考えることの利点と面白さを知ることができました。加えて、その講座で岡本先生の授業に魅かれて、2年生冬のクラスが合流するタイミングで上のクラスに行けるように頑張ろうと決心したことを覚えています。
3年生になってからの授業は、僕の場合は物理を除いて演習中心となり、入試を意識したより実践的なものとなりました。化学や数学に関しても自分のできないことが浮き彫りになってつらいこともありましたが、分かりやすい解説講義のおかげで多くの弱点を克服することができたと感じています。
最後に、僕は兼塾などもしておらずエデュカで習っていた科目以外は学校と自習で対応しなければならなかったのですが、エデュカで鍛えた数学と理科が本番でも得点源となり、第一志望を含む大学に合格できたと考えています。受験生である間は不安が尽きないと思いますが、普段の学習の積み重ねをしっかりしていれば、自ずと模試等の結果もついてくると思うので頑張ってください。
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基本を完璧にすることが 一番難しい
出身校: フェリス女学院高等学校 進学先: 弘前大学 医学部 医学科 合格校: 東海大学 医学部 医学科、聖マリアンナ医科大学 医学部 医学科 本文を開く私がエデュカを知ったきっかけは友人の紹介でした。友人がエデュカの化学を、「きっと化学が楽しくなるよ」と言って勧めてくれました。そこで吉久先生の演習クラスの授業を体験してみたところ驚きました。その回は無機講義でしたが、無機の授業なのに理論の授業かと錯覚するほど、授業中に何度も理論化学を用いた説明が入ってきたからです。理論をきちんと理解していれば無機のほとんどは知識ではなく、理論化学の応用なのだと分かり、その時初めて化学の授業中にワクワクしました。
数学は高2の冬から、化学は高3速修からエデュカにお世話になり、受験生として勉強のスタートが遅れていましたが、私は高3の5月に医学部に挑戦することを決めました。医学部に行きたいと思ってから、先生方、先輩に相談をさせていただいて、主に二つのことを意識して勉強をしました。それは先生方が授業中にこれだけはやるべきだと指示してくださったものは必ず取り組むこと、少しでも疑問、不安があったら迷わず質問、相談に行くことです。
やるべきことの中で私が一番難しいと感じたことは、基本を完璧にするということでした。それは授業内容をただ漠然と復習するだけでは事足りず、きちんと理解し、自分で説明できるようにならないといけなく、さらに、自分のものにできたつもりでいても後々自分で問題を解くと穴がたくさん見つかります。めげずに穴があればノートに戻って復習、理解を繰り返すことは地道で大変でしたが、そうするうちにいつしか模試などで自分の伸びを感じることができるようになりました。
また、先生方に質問や相談に行くのは緊張するかもしれませんが、生徒にやる気があれば、先生方はその分真剣に向き合ってくださいます。エデュカの生徒は皆さんとても優秀で、私は他の生徒に比べ、スタートも遅く成績も芳しくない状況で医学部に行きたいと先生に相談させていただきましたが、先生方は真摯に向き合ってくださり、今やるべきことを助言してくださいました。些細なことだとしても、質問することによって理解が深まりますし、不安なく集中して勉強に取り組むためにも質問や相談には積極的に行くことをお勧めします。
私が高3の5月から医学部を目指して無事合格できたのは、エデュカを信じて、やることを絞り、基本を集中的に勉強したからだと思います。皆さんもエデュカを信じて頑張ってください。皆さんの努力が実ることを祈っています。改めて、エデュカの先生方、先輩、友人、事務の方、一年間大変お世話になりました。ありがとうございました。
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「学問を楽しむ」環境が 受験期を支えてくれた
出身校: 横浜雙葉高等学校 進学先: 横浜市立大学 医学部 医学科 合格校: 日本医科大学 医学部 医学科(特待生)、順天堂大学 医学部 医学科(特待生)、防衛医科大学校 医学科 本文を開く私は、中学1年生でエデュカに入塾し、数学は主に岡本先生に6年間、化学は吉久先生に2年間お世話になりました。当時から医系の進路を考えていたため、母に入塾を勧められました。エデュカは、受験や試験のための塾ではありませんでした。毎週遊びに行っていた、という感覚です。エデュカの特徴は、何と言っても、授業の中心が「学問を楽しむ」ことにあるという点です。
高3も後半の11月、化学の授業内で、部分月食があるからとクラス全員で外出したことは忘れられません(結局は、横浜近辺のビルと雲が邪魔をして月食は見られなかったのですが)。もともと勉強嫌いではありませんでしたが、中学生になったばかりの早いころから、学問を「楽しむ」ということは自然なことだと思える環境に居られたこと、そして私自身が、学問は楽しんでこそのものだと思うようになれたことが、私の受験期を支えてくれました。理系科目に限らず、どんな科目にも、「楽しもう」として挑めたからです。受験期には、リフレッシュしたいと思っても、受験が気にかかってなかなか休み切ることができません。結局は、「勉強しよう」となるのです。そんな時に、勉強しながら「楽しい」と思えるということは、最高の武器でした。
勿論、テストゼミ中には、「入試の解き方」もみっちりと教えていただきました。数学の岡本先生に、「全問解答しようとばかりしないで、解けるものをしっかり吟味して、着実に完答して点にしよう」と言われた時は、目の覚めるような思いでした。「解けるものを吟味」するようになったことで、自分が自信をもって解けない分野・問が浮き彫りになり、学習の穴を埋める好機になりました。その「穴埋め」に使ったのは、エデュカ・SEGの青本・クリーム本です。新しい問題集に手を付けるより、以前解いたことがあるのにまだ解けない問をみっちり復習する方が効果的だ、と先生が仰ったからです。
そしてこれは本当にその通りでした。問を解く上での要所がすべて押さえられた基本的な( とは言っても、一般的な問題集においては練習~応用問題に分類されるような類だとは思います) 問と、その解説が詰まった岡本先生の授業ノートは、数学学習の拠り所となりました。吉久先生には、「分からない」と思った問にも、何かしら記述してみることを叩き込まれました。もしかしたら得点になるかもしれない。それに、「正解だと知っているから答える」のではなく、「正解かは分からないけれど考えて、推論してみる」という姿勢は、大学の教授陣がまさに求めているものだ。そう仰っていたことが印象に残っています。
将来、大学入試に挑む皆さんにお伝えしたいのは、「後回しにしない」ことです。学校の授業でも、エデュカの復習でも、何であれ、その時に学んだことをその時に身に付けることを大切にしてください。これは、半分は自戒も込めています。「中学生の時に、エデュカの授業をもっと真面目に復習していれば」と思ったことは一度や二度ではありません。「勉強は積み重ね」とはよく言われますが、新しく学んだことを真に理解するためには、それ以前のことが、本当に充分に理解されていることが大切なんです。「後でやろう」と思っても、「後」になれば二度手間で、しかもその「後」は大抵訪れません。最初に身に付けていれば、その後に学習する分野を、その理解を踏まえた上で、より深く学ぶこともできます。頑張ってください。
最後になりましたが、私を育て、見守ってくださった先生方・事務の皆さま、本当にありがとうございました。
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英語・数学が 受験で大勝利するまで
出身校: 栄光学園高等学校 進学先: 横浜市立大学 医学部 医学科 合格校: 本文を開くエデュカの英語を受講したのは中学1年生の夏休みのことでした。親に無理矢理入らされました(笑)。 授業中はORTという途方もないシリーズものの絵本を読みます。全部読むのに早くても2年はかかると思います。最初は赤ちゃんが読むような簡単な絵本で、CDを聞いて、それに重ねて自分でも発声しながら読んでいくんです。だんだん難しくなっていきますが、自分の英語力も勝手に上がっていくので、難しいと感じないくらいの難易度でした。今思うとこれが大事でした。私たちが日本語を学ぶときも、周りの人たちの日本語を聞いて、自分で言ってみて、わからないときは「これなあに?」と質問して、っていう風にしていきますよね。エデュカではこんな感じで、赤ちゃんのように学ぶ英語学習が体験できたのかと今では思います。
英語の本は持って帰ることもできます。そのときに少し背伸びをして単語が多いものを借りて読みました。高校1年生になった頃には1冊10000語を超えるような本を借りるようにもなりました(受験では90分で2000単語を読解しようとかですよね) 。この頃には周りの人たちより、控えめに言っても10倍以上も英語に触れていたと思います。英語はたくさん触れた者勝ちだと思います。 高2からは受験用の授業と多読を並行してやっていくので、辛抱強くやれば受験英語では大勝利です。
エデュカの数学を受講したのは中学2年生の春休みでした。こっちも親に無理矢理春期講習を受けさせられました。絶対やめてやると決心していたのですが、5日間の岡本先生の授業ですっかりほだされてしまいました。単元は平方根で、有名なハイジのブランコの速度を計算しようという授業でした。まだ習い始めで、数学に抵抗感を持っている自分達が触れやすい話題から数学を教えてくれました。また、早く、簡単なうちから「どうしてこの公式が出てくるんだろう」という考え方を身につけていくことができて、数学への抵抗感は1年もしたらさっぱり消えていました。
受験指導では、難しい問題をいっぱい解いて、いつの間にかできるようになろうという向こう見ずな指導ではなく、基本問題、誰でも解けるような問題を一瞬で当然に解けるように演習し、難しい問題にはその考え方を真似したり、組み合わせたりしてアタックしていくという方針で教えてくれました。高3の2学期からはテストゼミ(100分で初見の問題4問に実践型式でみんなで挑戦します)が始まります。最初はうまく点を取ることができません。解法が思いつかなかったり。でも先生の解説を聞くと、全ての問題が、今までやったことしか使っていない。自分にもできたな、悔しいなと感じました。そうやって挑戦を繰り返して、2学期が終わるころには、数学も大勝利の地点まで持っていくことができました。
今まで支えてくださった先生方、本当にありがとうございました。
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息抜きを忘れずに、 判定が悪くても諦めないで
出身校: 暁星高等学校 進学先: 東京慈恵会医科大学 医学部 医学科 合格校: 聖マリアンナ医科大学 医学部 医学科、北里大学 医学部 医学科 本文を開く僕は当初SEGで受講しており、エデュカに入塾したのは高3の秋からだったので、あまり多くの先生の授業は受けられませんでした。僕が受講したのは吉久先生の化学テストゼミです。12回のテストゼミのうち、前半の回ではあまり慣れていなくて、自分の実力を上手く発揮できませんでした。しかし、解説の時間に聞く吉久先生のアドバイスは、化学だけでなく全教科につながるテクニックで、これは入試結果に直接影響したと思います。
10月最終週にはハロウィンイベントがありました。受験で苦しんでいた頃にクラス全体を盛り上げてくれたこのイベントは、とても楽しかったです。実はこのときパンパンに詰まったうまい棒をいただきました。とてもおいしかったです。
後輩たちへ伝えたいことは「息抜きを忘れないで欲しい」ということです。高2の冬頃、僕はゲームや漫画を断ち切ることを決意しました。数カ月の間は我慢できていたのですが、精神的に不安定になってしまい、ものにあたったり、寝不足になりました。その状態だと全く勉強ははかどりません。だから1日数十分程でいいので好きなことをすべきです。数十分息抜きをするだけで、頭の中がスッキリして勉強に取り組むことができます。是非やってみてください。もう一つ、模試の結果をあまり気にしないほうがいいです。僕は自分が行きたいと思う大学だけを受験しました。たとえ判定があまり良くなくてもめげずに勉強しよう。
僕自身も第一志望だった東京慈恵会医科大学はずっとE判定でした。ですが、判定だけ見て諦めるのではなく、その模試で自分がどこの範囲で弱いのか分析することが大事です。そのおかげもあってか僕は東京慈恵会医科大学に合格できました。
コロナ禍での受験が続くと思いますが、体に気を付けて。皆さんが自分の実力を発揮できることを期待しています。頑張ってください‼
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自由で温かいエデュカだから、 最後まで通うことができた
出身校: 横浜雙葉高等学校 進学先: 慶應義塾大学 環境情報学部 環境情報学科 合格校: 慶應義塾大学 総合政策学部 総合政策学科、青山学院大学 社会情報学部 社会情報学科、神奈川大学 工学部 情報システム創成学科、東京都市大学 メディア情報学部 情報システム学科、明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 本文を開く私は中1の春期講習から高3の終わりまで、6年間エデュカの数学を受講していました。その中で多くのことを学びましたが、最も受験において役立ったと感じるのは「本質を理解する姿勢」です。私は「とにかく量をこなす」ことが苦手だったので、受験期は自分で内容を噛み砕き理解する、というインプットに重きを置く学習をしていました。今振り返れば、私の学習方法はエデュカの授業と非常に相性が良かったと思います。むしろエデュカの授業に影響を受けて、私の今の学習スタイルが確立されたのかもしれません(もちろんエデュカがアウトプットを軽視しているわけではありません!)。
私が4月から通うSFCの入試科目には小論文もありますが、小論文においても同様に思考法や文章構成の仕方などのインプットにも力を入れました。小論文の参考書の練習問題は何個か書きましたが、結局一つも人に添削してもらわず本番に臨みました。「たくさん書いて添削してもらった方が良い」という世の中の助言とは真逆ですが、結果的に合格を掴むことができて良かったです。とはいえSFCの小論文の独特さや、文章を書くのが元々好きだったことも要因にあると思うので、後輩の皆さんはアウトプットもきちんとすることをお勧めします。
さらにSFCは数学も特殊で、数Ⅲは無いものの難易度の高い問題が出題されることがあります。実際入試本番でも、解けない問題がいくつかありました。しかし高3のテストゼミの経験から、自信をもって焦らず取り組むことができました。また、学校の授業と自習だけで学習していた物理においても、前述の姿勢のおかげで共通テスト直前に成績を伸ばすことができました。
また、エデュカでの先生方や同級生との出会いも本当に大切なものとなりました。エデュカの先生方は担当教科への理解と好奇心がとてつもなく深い方ばかりで、「学ぶ」とはどういうことか、常に肌で感じられる6年間でした。さらに先生方の授業は非常におもしろく、エデュカのおかげで数学を好きでいられました。もちろん高校生になるにつれて内容は複雑かつ抽象的になりますが、より大人な楽しさを味わうことができると思います。
最後に、私はコロナ禍で学習のバランスを崩し、エデュカに通えなくなった時期がありました。それでも復帰を温かく迎えてくださった先生方・受付の方々・クラスメイトのおかげで、高3からはエデュカに行けるようになりました。比較的少人数で自由で、温かい雰囲気のエデュカだからこそ最後まで通うことができたのだと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
後輩の皆さんも様々な壁にぶつかることがあるかもしれませんが、やはり受験は団体戦です。エデュカの仲間たちと共に、ポジティブに受験を楽しんでください!応援しています。
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青本とクリーム本の2 冊で 入試問題と戦える!
出身校: 川和高等学校 進学先: 慶應義塾大学 商学部 合格校: 慶應義塾大学 総合政策学部、慶應義塾大学 環境情報学部、横浜国立大学 経済学部 経済学科 本文を開く自分がエデュカに入塾したのは、高1の春期講習からで、友人の紹介がきっかけでした。1年次は数学の授業、2年生から英語と数学の授業を受けていました。数学は自分が公立の高校だったので、まずはRクラスから始めました。本質を重視し、様々な視点で学んでいく方法は、それまであまり受けたことの無いやり方だったので戸惑いや難しさも感じましたが、今になってそれが重要であったことが深く分かります。高2の冬期講習からの文系数学の授業では、青本、クリーム本を使いながら実践的に学習できました。また、その2冊を試験直前まで何度も繰り返すことで数学力を伸ばすことかできました。この2冊で入試問題も十分戦うことができます。ぜひ受験生のみなさんはまずこの2冊を完璧にしてください。
英語の授業では基本的なことから丁寧に教わり、英文の解釈や日本語訳の作り方など重要なことを学べました。多読も並行して行うことで長文に対する苦手意識を無くすことができました。授業毎に先生が作ってくださる単語テストも単語力を伸ばすのにとても役立ちました。ずっと苦手意識を持っていた英語ですが、授業とその復習を丁寧にすることによって十分に得点できる実力がつきました。毎週授業でやったことを少しずつ身につけることで確実に力は伸びます。単語の勉強など退屈なことも多いですが、苦手な人は特に復習に時間を割くことをおすすめします。
そして最も印象に残っているのはテストゼミです。テストゼミでは様々なことを知ることができます。まずは本番での点の取り方です。数学では満点は必要なく、いかに自分の解ける問題を選び、そしてその選んだ問題を正確に解くかが重要です。しかしそれはすぐに実践できることではなく、何度も繰り返し練習することでできるようになりました。また、決められた時間内に緊張感を持って問題を解くと、いつもはできていたことが意外とできなかったりします。本番では基本的に焦りながら解きます。そのため、テストゼミでの経験は非常に役に立ったと思います。さらに、自分の弱点なども分かり、どこを復習すべきかが明確になります。英語も自分では覚えたつもりになっていることでも、いざ実践しようとしてもなかなかできず、何度も失敗しながら復習を継続することでやっと身につけることができました。最初は数学・英語共にあまり点数が取れませんでしたが、回数を重ねるごとに目標点を取れることが増えました。
エデュカに3年間通うことで自分の実力を大きく伸ばすことができました。不安な時期が続いていますが、自分の努力とエデュカの先生方を信じて頑張ってください。実力は試験の直前まで伸びます。模試の結果などに一喜一憂せず最後まで諦めないで頑張ってください。公立高校で文系という少数派の体験談ではありますが、一人でも多くの人の参考になれば幸いです。3年間ありがとうございました。
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エデュカの授業で楽しさを知り、 大学で化学を学ぶことに
出身校: フェリス女学院高等学校 進学先: 早稲田大学 先進理工学部 応用化学科 合格校: 本文を開く私は中3の冬から英語に、高2の冬から化学速修のクラスに通っていました。私は英語に対して苦手意識を持っていましたが、エデュカの英語に通っているうちに苦手意識もだんだんとなくなっていき、英文をすらすら読めるようになっていきました。特に多読の授業では、英語で書かれた絵本を読むことから始まり、少しずつ単語も難しく文章量も多い本を読んでいくことで英語を身近に感じていくことができました。英文和訳や和文英訳では、先生が解答一つ一つに対して丁寧に添削してくださるため、自分のミスの癖に気が付き素早い上達につながりました。
化学速修は高2の冬からの1年間で理論と無機化学、有機化学の講義、問題演習、テスト演習を行うというコースでしたが、先生がどんな時期にどのような勉強をしたほうがよいかを授業内で話してくださるため不安になることなく勉強していくことができました。エデュカの化学では、暗記科目として学ぶのではなく仕組みや原理を一から学んでいくことができたため、一度理解したことはほとんど忘れることがありませんでした。高校範囲よりも少しだけ進んだことも教えてくださいましたが、丁寧にわかりやすく教えてくださるため、より深い理解にもつながって、応用力も自然に身に付けることができました。エデュカの化学の授業を受けて、化学について学ぶことがとても楽しいと感じるようになり、大学では化学を学ぼうと考えるようになりました。もともと化学が得意ではありませんでしたが、講義を受けて本質を理解していくうちに問題演習に入る前から化学が得意科目になっていきました。
私の場合は、指定校推薦という形での大学受験でした。指定校推薦では、学校内での成績や態度で選考され、学校の推薦者となった後は面接で合否が決まります。私は勉強が嫌いでしたが、エデュカに通ったことで学ぶことが楽しいと思えるようになったため自然と成績も上がっていきました。先生との距離も近く、些細なことでも相談することができるので、勉強方法や自分が何をすればよいのか等について不安になることも少なく、高いモチベーションを保つことができました。そのおかげで指定校推薦をいただくことができたと思っています。
最後になりましたが、いつも支えてくださった先生方、事務の方々、本当にありがとうございました。エデュカに通うことができて充実した生活を送ることができました。後輩の皆さん、受験では不安に思うことも多くあると思いますが、エデュカで一生懸命学んでいけば必ず結果はついていきます。応援しています。
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数学を楽しむ先生の姿を見て、 「楽しさを理解したい」と頑張れた
出身校: 横浜雙葉高等学校 進学先: 埼玉医科大学(後期) 医学部 医学科 合格校: 本文を開く私は高1からエデュカにお世話になりました。苦手な数学を強化するためです。最初は授業が難しく、ついていけるのか不安でしたが、先生がとても楽しそうに数学を語っていらっしゃる姿を見て、自分もその楽しさを理解したいと思い頑張りました。
高2では、新型コロナウイルスが広がり、オンライン授業となりました。動画の授業ではゆっくりキレイにノートをつくることができ、分からないことは繰り返し視聴することができる一方、3時間の授業を見終わるのに半日かかることも多くありました。また、家で受ける授業では緊張感が感じられず、モチベーションが下がってしまうこともありました。2学期に対面授業が再開した際はとても嬉しかったです。エデュカの授業は対面授業の方が楽しかったです。高2の2学期には、なかなか成績が伸びず悩んでいました。学校では真ん中より少し下くらいの成績で、私が本当に医学部に受かるのか常に不安がつきまとっていました。この不安感は結局、受験直前まで消えることがありませんでした。
高3になり、本格的に受験生として勉強をし始めた時、エデュカのテキストがとても役に立ちました。特に私が愛用していたのは、自習用問題集(数ⅠⅡ、数Ⅲの2冊)です。時間の制限がある現役生は、弱点のみを選択的に克服していかなければならないので、自分の弱点をあぶり出すのに先述の2冊はとても有効でした。また、「微積分資料集」を読むのも良い気分転換となりました。一見分厚くて小難しそうに見えますが、自分が気になる題名を目次で見つけ、
読書感覚で読んでいると、今まで何となく感覚で分かっていたことが理論的に説明されているので理解を深めるためによく用いていました。私はずっと(小1から)算数、数学が苦手で、高3の模試で偏差値45をたたき出したこともあるほどです。もちろん、志望校判定はずっとEでしたし、自分が現役で医学部に受かるとは思えませんでした。そんな私が、難しくて発展的なエデュカの授業を続けることができたのは、数学を心から楽しみ活き活きと授業を展開していらっしゃった先生、切磋琢磨した友人達のおかげに他なりません。在籍中大変お世話になった有川先生と千葉先生、いつも優しく接してくださった事務の方々、そして辛い時にそばに寄り添い支えてくれた父、母、弟、祖父母に心から感謝しています。
最後に受験生の皆さんへ。受験は長期戦です。その中で精神的に不安定になる時期があります。でも、諦めたらそこで試合終了です。不安を少しでも減らすにはとにかく勉強して自己肯定感を上げることが大切です。辛い今を乗り越えれば楽しい未来が待っています。努力は必ず報われます。頑張ってください! 応援しています!